1 スポーツ事故と法的紛争
スポーツは、どんな競技にも一定の危険が内包されています。
スポーツ中に人の命が失われるような痛ましい事故も、残念ながら存在しています。
もちろんこうした事故が起こらないのが一番ではありますが、事故が起こってしまった場合、それが紛争に発展することも珍しくありません。
特に重大な結果が発生してしまった場合には損害額も大きくなる一方、争点が複雑で争いも大きくなりがちなので、法廷での紛争になることもあります。
2 スポーツ事故の特徴と弁護士の活動
スポーツ事故は多くがプレー中の事故です。
プレー中の行為に違法性があるのかどうか、加害者に過失があるのかどうかが熾烈に争われます。
こうした論点について効果的な主張をするためには、スポーツ事故で違法性や過失が争われた裁判例の傾向を把握した上、当該スポーツの競技特性を理解し、当該事案の具体的な状況における行為に的確な法的評価を与えなければなりません。
スポーツ事故に精通した弁護士による支援が必要不可欠です。
3 スポーツ事故事件に巻き込まれてしまった方へ
スポーツ事故で被害を受けて苦しまれている方(被害者側)、スポーツ事故を起こしてしまったけれども不当な請求を受けて困っている方(加害者側)、いずれの代理人としても活動することが可能です。
スポーツ事故事件の判例研究などにも携わり経験や知見を有しているほか、スポーツドクターやトレーナーなど専門家とのネットワークを利用し、紛争の解決に役立てます。