スポーツ制裁・規律手続の代理人

1 スポーツ制裁・規律手続とは?

 スポーツ団体の構成員が問題を起こしたりした場合、スポーツ団体から処分をされる場合があります。
 たとえば、スポーツ団体に登録した選手が不祥事を起こしてしまった場合などが典型例です。
 こうした場合には、通常、スポーツ団体は事実を調査し、対象者から弁明などを聞いた上で対象者を処分します。
 このような、スポーツ団体内での処分を「スポーツ制裁」、これに至る手続を「規律手続」と呼ぶことがあります。

2 規律手続における弁護士の役割

 不祥事などを疑われて規律手続の対象となった人にも、自らの言い分を主張する権利があります。
 疑われた事実を否定する場合には、規律手続の中で、無実であることを的確に主張・立証する必要があります。
 疑われた事実を認める場合でも、軽い処分が相当といえる事情があるならば、十分に主張・立証する必要があります。
 非難を受ける立場の規律手続の中で、対象者が自分自身で弁明を尽くすことは時に困難です。
 的確な主張ができるよう、弁護士が代理人として活動することが有効です。

3 不無実を主張したい方、不祥事処分の減免を求めたい方へ

 ひとたび過ちを疑われてしまったときであっても、無実を主張したり、過ちを犯してしまった事情を伝えたりする権利があります。
 この権利を守るために弁護士は存在します。
 たとえ「不祥事」などと報道されてしまうような大変な事案でも、徹底的に権利を擁護する立場の代理人が必要です。
 この活動は、当事務所が力を入れている分野の一つである刑事事件の弁護人の活動に似ています。
 非難される立場になってしまった依頼人にも徹底的に寄り添い、盾となり、最大限の利益を訴求します。

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