1 アスリートにまつわる法的問題
現代社会において、アスリートにまつわる法的問題は多様化しています。
有名選手のパブリックフィギュアとしての法的問題はもちろん、様々なレベルのアスリートの権利保護に焦点が当てられています。
指導者等による暴力の問題が指摘され、競技者が苦しんでいる実態が明らかになってきました。
SNSの利用を通じた誹謗中傷等の問題も、近時特にクローズアップされるようになりました。
競技者のビジネスの観点も重要で、競技者の契約上の地位の保護も重要視されています。
Youtube等の動画配信も簡単にできるようになり、それに伴い、著作権や肖像権(パブリシティ権)の問題も複雑になっています。
2 アスリートの権利保護と弁護士の役割
⑴ 紛争解決・権利保護
弁護士の本分としてまず重要なのは、アスリートが直面した紛争事件の解決です。
アスリートが権利を侵害された場合の対処や、反対に何らかの請求をされた場合がこれにあたります。
契約上のトラブルももちろん弁護士の守備範囲です。
すでに生じてしまった問題について、レピュテーションリスクの観点も加味しながら慎重に対応することが求められます。
⑵ ビジネスサポート
積極的にビジネスを展開していきたいアスリートのためにも、弁護士は力を使えます。
アスリートが関係各者との間で結ぶ契約書の作成及びチェックなどがこの業務の典型例です。
アスリートが設立した会社や法人のサポートにも力を使うことができます。
近時では様々なスポーツで選手会が発展し、選手の経済的利益の擁護も重要視されるようになりました。
雇用主、スポンサーとの関係など、選手の目線に立った法的サービスを弁護士が担うことが必要になっています。
3 アスリートの方へ
これまで、アスリートの代理人、アスリートの設立した会社の顧問弁護士などを務めてきました。
また、選手会法務を通じて選手の権利擁護にも特に注力してきました。
こうした経験を活かして、紛争解決ばかりではないトータルな法務サポートを提供します。アスリートの目線に立ち、アスリートに伴走できるような代理人活動を目指します。
アスリートの個人顧問契約も歓迎します。通常のお客様では、顧問契約は月額数万円~という価格での対応となっておりますが、アスリートの個人顧問契約は柔軟に対応可能です。詳しくはお問い合わせください。